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ワクチンの話

こんにちは。後藤薬局です。

9月でも30℃越えの日々が続いたと思ったら急に寒くなってきました…。皆さん体調は大丈夫ですか?
いまはコロナが増えてきていますが、これからはインフルエンザの季節がやってきますね。仕事が忙しくなりそうです…。

さて今回はワクチンについてお話ししようかと思います。これからインフルエンザワクチンの接種が始まるので参考にして頂ければと思います。

まず、ワクチンのある病気のことをVPD(Vaccine Preventable Diseases)といいます。”これはワクチンで防げる病気”という意味で特に子どもたちの健康や命に関わる病気が多く入っています。
少し前に流行した百日咳やロタウイルス、破傷風、結核などは赤ちゃんの予防接種にも入っています。
インフルエンザもこのうちの一つです。

ワクチンの役割はかかりにくくする、かかっても軽く済むようにする、他の人にうつさないといったものがあります。
打ったからといって絶対に大丈夫ということはないので手洗いうがい、マスクなどの感染対策はしっかり行うようにしてください。
特に免疫がまだ付いていない小さな子供やお薬などで免疫力が低下している方が近くにいる人は十分に注意するようにしましょう。

ここからは余談ですが、インフルエンザワクチンって注射のイメージがないでしょうか?とくに子供は2回も打たなければならないのでなんとか押さえつけて打たせて…。
実は最近注射しなくてもいいワクチンができました!
経鼻投与(鼻にスプレーするだけ)でワクチン接種が完了するという新しいタイプです。
効果も1年続いて(注射だと3ヶ月くらい)痛みもなく接種できるという優れものです。
ただし、このインフルエンザワクチンは2〜18歳の子供にしか使えないんです…。使えるようになったのも2024年からなので採用している病院さんも少ないので打ってくれるところがあまりないかもしれないです。
それでも1回鼻にスプレーするだけで効果があるならいいですよね。
大人にも使えるようになって欲しいけど大人に対しては効果が弱いみたいなので当分は注射を打たないとかな…。

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