ジェネリック医薬品とは?
こんにちは。後藤薬局です。
9月ももうすぐ終わるというのに暑い日が続いていますね…。
熱中症には気を付けてくださいね。
さて、今回はジェネリック医薬品とは?ということで書かせていただきます。
というのも10月からジェネリック医薬品がある先発医薬品を患者さんの希望で変更しなかった場合、自己負担額が増えることになります。
今月に入ってからこのことについて患者さんにはご説明させていただいていますが、その時によく「ジェネリック医薬品ってよくわからない。なんか怖いからそのままでいいです。」と言われることが多いです。
確かに「特許が切れて…」とか「少し安くなります」だけ言われてもなんかよくわからないですよね。
なので少しわかりやすくカレーライスで例えてみようかなと思います。(わかりにくくなったらすみません。)
先発品とはある料理人が今までにないカレーライスを10年かけて開発したものです。長い年月をかけて開発したので少し高めの値段設定にしています。
ジェネリック医薬品はそのカレーライスを食べて感動した人達が自分も作って食べてもらいたい!と言ってそのカレーライスの真似をして作り始めたものです。
カレーライス自体は同じですが、「自分が食べたやつは少し辛かったからもう少し甘いカレーにしよう。」とか、「具材を小さく切って子供でも食べやすいようにしよう。」とか少しアレンジが加わっているのがジェネリック医薬品です。
さらにジェネリック医薬品の中にもAG(オーソライズドジェネリック)というものがあります。
これは最初にこのカレーライスを販売したお店が「同じようなカレーライスを安く出すお店が増えてきたからうちでも全く同じやつを少し安い値段で売ろう。」と思ってまかない料理として販売するケーズもあります。
この場合はレシピも具材も全て先発品と同じものを使っているので全く同じ料理を出していることになります。
また、このお店に弟子入りして作り方をマスターしてのれん分けとして別のお店で出すこともあります。
これは作り手(メーカー)が違うけど作り方は同じといったAGになります。
いかがでしょうか?なんとなくのイメージだけでも持ってもらえたらいいかなと思ってカレーライスで例えてみました。
これでジェネリックへの抵抗感を少しでもなくしていただけたらと思います。